コラム
39件AIの心臓部
全5回
問いが来るのを、答えを持って待つ。CUDA誕生の物語
2006年、ゲーム用チップの会社が、誰も求めていない「計算」に賭けた。それが今、AIの9割を動かしている。
限界だったのではない。計算機が追いついていなかっただけだ。
電気屋で買えるGTX 580を2枚。5日間の学習。それで、世界中の研究者の手法が「古い方法」になった。
堀は崩れていない。堀の外に、城が建っている。
CUDAの堀は4つある。崩れたのは一番浅い層だけで、深い層は手つかずだ。
チップで負けたなら、チップの数で勝つ。
単体性能は3分の1。電力は4倍。それでもHUAWEIはシステム全体でNVIDIAを上回った。西側では成立しない解が、中国では成立する。
AIの心臓部は、誰のものになるのか
学習では独占が続き、推論では分散し、地政学では二つに割れる。三つの世界線は、同時に起きる。
太陽光戦争
全2回
AIと国家
全2回
AIは「わかっている」のか
全5回
📌 もともと単発で公開していた記事を、ひとつながりのシリーズとしてまとめ直しました。第3回まで読まれた方は、続けて第4回からどうぞ。
AIは"わかっている"のか 答えの出ない疑問について
同じ電気信号なのに、なぜ人には感情が生まれて、AIには生まれないんだろう。
AIは"わかっている"のか 科学と哲学が出した、今のところの答え
「AIはわかっていない」も「わかっている」も、どちらもまだ証明できない。
本当に賢い知能は、奪わない。生み出す。
世界が電力を奪い合う今、脳はたった20ワットで動いている。この差に、未来へのヒントがある。
「宇宙は寒いから冷える」は、間違いだった
宇宙は真空だから、熱を運ぶ空気も水もない。残された方法は、放射だけだ。
なぜチップは、熱を出すのか その熱は、無駄なのか
「漏れ」の無駄は技術で減らせる。でも、情報を消す熱は、物理法則で決まっている。
AI時代の暮らし
全5回
AIがくれるのは、時間じゃなく余白だ。
慌ただしくこなす朝から、少しだけ味わう朝へ。
AIは情報を与えられる。でも、愛情は与えられない。
問題は「任せること」じゃない。任せた上で、人間が何をするかだ。
AIは夜を越える杖だ。でも、歩き続ける足ではない。
AIの優しさは、本物の共感じゃない。よくできた応答だ。
AIは「手伝ってもらう」もの。「代わりにやってもらう」ものじゃない。
趣味の楽しさは、結果じゃなく過程にある。だからAIに任せすぎてはいけない。
人間に残るのはAIにできない事じゃない。AIに任せたくない事は?
AIは人の「余白」を作る道具。問題は、その余白を何に使うか?
AIに任せたら、盛大にやらかした話
全5回
AI後進国ニッポン
全3回
AI時代の企業論
全5回
AI時代の働き方
全5回
AIで仕事は楽になるはずだった。でも現実は違う【消える仕事・残る仕事2026】
上司から『これ、AIでやっといて』と言われた。やってみたら確かに速かった。でも翌週、仕事は増えていた。
AIエージェント時代で"人間の役割"はどう変わるのか
AIが動き、考え、実行する時代。人間に残るのは"問い"だけかもしれない。
AIを使える人と使えない人、何が違うのか
同じツールなのに差が出る理由。それはスキルではなく、仕事の見え方にある。
『AIに仕事を奪われる』は本当か?
怖い話ほど広まるのが早い。でも『奪う』と『変える』は全然違う。
AIより怖いのは、思考停止だ
本当に伝えたかったのは、AIの話じゃない。考えるのをやめることの方がずっと怖い。